■2023年5月19日.20日
Walks project 舞踏公演『Walks〜まにまに道中狂詩曲(ラプソディー)』
(中野テルプシコール)
■公演詳細
菅原道真が詠んだ歌に「このたびは 幣も取りあへず 紅葉の錦 神のまにまに」という歌があります。「まにまに」の語感がなんとなく良くて覚えていました。
調べてみると「まにまに」には「~のままに」「~とともに」「~その動きに任せるさま」などという意味があります。
また「狂詩曲(=ラプソディー)」は、一定の形式をもたず、いくつかの民族的または叙事的な楽想をつぎつぎに配列した、きわめて自由で奔放華麗な器楽曲のこと。「狂詩
」は、江戸中期以降に流行した、人間や社会の卑俗な面を滑稽に詠じる詩。
世界情勢、社会情勢が混迷を極める今、私たち一人一人がどのように歩み、生き、未来を創造するのか。この問いの答えはすぐには出ないのかもしれません。
しかし、模索しながらもあらゆる可能性に開かれ委ね、歩んでいく道のりは、必ず豊かな世界へ、生命の歓びへと繋がって行くと信じます。
さあ、そこは、意識にのぼらない私たちの体に刻まれた原風景。
そこに共に在り続ける生命の豊かさ満ちる聖域―名付けて“まにまに道中”。
一歩ずつ確かなものにしながら、現代の“舞踏版”として踊りたいと思っています。
さあ、とくとご覧あれ!!
Walks project
大倉摩矢子 辻たくや
Walks
~まにまに道中狂詩曲~
2023年5月19日(金)19:00開演
5月20日(土)14:00/17:00開演 開場は30分前
舞踏
大倉摩矢子
辻たくや
会場 テルプシコール
料金 予約3000円 当日3500円 学生2500円(要・学生証呈示)
ご予約・お問い合わせ
project.walks@gmail.com
制作:Walks Project
照明 鈴木千晴
音響 黒沼千春
舞台監督 戸泉真衣
受付 小林友以
撮影 高橋哲也
flyer 南阿豆
辻たくや Takuya Tsuji
高校生まで海の近くで育つ。大学在学中より演劇活動を開始。以後、東京で数々の演劇
公演や、ダンスシアターに出演。2011年、天狼星堂主宰の大森政秀の下で舞踏を始める
。2012年より「起こっていることに生きている」をテーマにソロ活動開始。また、チェ
リストの五十嵐あさかとの「踊りと音」、一絃琴奏者の峯岸一水との「play mute, dance
still」といった共同作品を持続的に発表している。
大倉摩矢子 Mayako Okura
1999年~2014年舞踏家大森政秀(天狼星堂主宰)に師事、天狼星堂公演に出演。2001年
よりソロ活動も始め、2002年ラボ20#13にてラボ・アワード、2004年第35回舞踊批評家
協会賞新人賞を受賞。他分野の表現者とのトークやライブパフォーマンス、キュレータ
ー等、活動は多岐に渡る。近年では台湾国際暗黒舞踏芸術祭、アジア舞踏フォーラム出
演、海外とのオンラインワークショップも行う。2023年より「大倉摩矢子 舞踏の稽古」
始動。国内外で精力的に活動を続けている。
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■舞台映像